メールマガジン - 一般社団法人日本・ポーランド文化交流協会

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日本ポーランド文化交流協会メールマガジン（2020年10月）

「日本とポーランドの友好関係の新世紀の幕開けに」

　ポーランドと日本は100年以上にわたって友好関係を築いてきました。それは120年以上の分割期を経て独立を回復したポーランドの主権を、日本政府が承認した 1919年に公式に始まったものです。しかし、それに先立つ19世紀末～20世紀初頭より、既に私たちは友情を育んできました。第二次世界大戦中には、敵国として戦いつつも、諜報将校等の協力が続きました。冷戦が始まり、世界が東西に分断された第二次世界大戦後、両国は対立する政治陣営に置かれましたが、国交を回復した1957年には、既に外交上の困難な問題、対立、論争などはありませんでした。…続き

「シベリア孤児来日100周年に想う
～これまでの100年からこれからの100年へ～」

　日本・ポーランド文化交流協会の皆様はじめまして。社会福祉法人福田会理事長の太田孝昭です。福田会は東京の渋谷区広尾にある社会福祉法人で、児童養護施設をはじめ複数の福祉施設を運営しています。
　さて、今年2020年は福田会にとってとても大切な年です。日本でシベリア孤児救済事業が行われ、ポーランドの子どもたちが来日してからちょうど100年の節目の年となるのです。この事業に福田会は大きな役割を果たしましたが、その事実が明らかとなったのは今から10年ほど前のことでした。…続き

ポーランド教室の感想文

　私はワルシャワ大学の日本学科の修士課程の五年生です。2019年9月に来日したのは三度目になります。新しい仕事の一つは神戸の領事館でポーランド文化について教えてることでした。それは、私にとって重要な機会でした。というのも私は、日本とポーランドの文化の懸け橋になりたかったのです。
　新型コロナウィルスのためにほんの数回の会合しか開けませんでした。しかし、私たちは様々な話題について話をすることができました。例えば、ポーランドの日本学科の人気、ポーランドの伝説、…続き