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日本ポーランド文化交流協会メールマガジン(2019年8月)



一般社団法人 日本・ポーランド文化交流協会
ご会員の皆さま

 日本・ポーランド国交樹立100周年を迎えた今年、こうして読者の皆さまにご挨拶できることを大変嬉しく思います。日本にとりまして、今年は御代替わりの特別な年です。新元号が制定され、新しい時代が始まりました。ポーランド国民を代表し、新天皇皇后両陛下の御即位に際し、両陛下への敬意を表しますとともに、日本にお住いの皆さまに心からお慶び申し上げます。
 日本は、ポーランド人が偽りのない好感を抱いている国です。重要なパートナーであり、信頼と友情に基づいた関係を100年にわたり構築してきました。日本は、世界でも逸早くポーランドの独立回復を承認した国の一つです。
 1919年3月6日、日本政府によるポーランド国家を承認する決定が行われ、3月22日にパリ講和会議の場で公表されました。この時から両国民による協力はあらゆる分野において発展し、今年、両国の国交樹立100周年を迎えました。
 文化・人的交流は、私が駐日ポーランド共和国大使として、相互協力の優先分野に掲げ、推進する分野の一つです。今年は日本とポーランドにおいて、数々の国交樹立100周年記念事業が開催されています。中でも、特記に値するのは6月18日から23日にかけて京都の二条城などで開催された「セレブレーション」−日本ポーランド現代美術展−です。両国のアーティストによる作品がこれまでにない規模で紹介されました。こちらを見逃してしまった方には、11月1日から東京で開催されるポーランド文化フェスティバル「Poland! Poland! Poland!」に、是非お出かけください。「Poland! Poland! Poland!」では、主に若い世代の方々を対象に、ポーランド文化の現在のトレンド、応用美術ならびに生活スタイルをご紹介致します。
 10月12日には兵庫県立美術館におきまして、ポーランドの偉大な作曲家、ショパンを紹介する「ショパン‐200年の肖像」展が開幕します。神戸新聞社とポーランド国立フリデリク・ショパン研究所の共催で実現される本展では、作曲家としてのショパン、その生涯と音楽をはじめ、背景となるポーランドの歴史にも迫ります。12月1日まで続きますが、今から是非ご予定いただけるようお勧め致します。
 続いて、読者の皆さまにお知らせしたいのが、国交樹立100周年を記念して、例年にも増して盛大に開催される「ポーランド映画祭2019」です。 11月10日から23日まで東京都写真美術館ホールにて開催されるほか、京都、大阪、札幌の4都市で行われます。当映画祭ではクラシック作品のみならず、ポーランド映画界の新星が熱演する昨今の作品も見逃せません。
 読者の皆さまには、これらの事業にご関心を持っていただければ嬉しく思います。文化、芸術こそが、両国民を結ぶ架け橋となる、最適なプラットホームであると考えるからです。同様に、人と人の直接的な交流、関係が重要であることは言うまでもありません。こうした友情を築く機会は、昨今益々多くなっています。ポーランド航空LOT の東京とワルシャワを結ぶ直行便は、今年3月から毎日に増便されています。今後益々、互いの国を訪れる方々が増えていくことを確信しています。読者の皆さまにも、是非ご自身でポーランドを訪れ、生きた交流を楽しんでいただければと存じます。

駐日ポーランド共和国大使
ヤツェク・イズィドルチク


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