本文へスキップ

一般社団法人 日本・ポーランド文化交流協会です。

TEL.078-954-6650

〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4丁目3-13
兵庫県私学会館内

ポーランドQ&Aその2「ポーランドのクリスマス」



Q ポーランドの家庭ではクリスマスをどのように過ごしますか? 特別な食事や習慣はありますか?

A ポーランドのクリスマスはとても伝統的な行事です。ポーランド人は12月24日から三日間クリスマスをお祝いしています。24日はクリスマスイブと呼ばれて、一番大事な日となっています。各家族は集まって一緒に時間を過ごします。私たちは沢山美味しい食べ物を食べたり、願い事をしたり、プレゼントを交換したり、クリスマスソングを歌ったりします。

 まず、イエスの誕生についてお話ししましょう。
 当時、カエサル・アウグスタスは古代ローマ帝国の初代皇帝になりました。彼は全ての人に戸籍を作るため自分たちの故郷に戻るよう命令しました。ジョセフと身重のマリアはベツレヘムに戻らなければなりませんでした。

 ベツレヘムは小さな村でカエサルの命令により宿はいっぱいでした。彼らは泊まる場所を見つけられませんでした。誰もその夫婦を一晩泊めさせてくれませんでした。ついに、彼らは牛舎に身を寄せました。そこでマリアはイエスを産み落としました。
 

 私たちは突然の客のために席を一つ余計に用意します。逸話によれば、私たちは困っている人を歓迎すべきだということです。
 

 私たちはまた、イエスが生まれた牛舎を象徴するためにテーブルクロスの下に少しの藁を置きます。
 

 もう一つの興味深い逸話はお互いに願い事を言いながらクリスマスワッフルを割ります。クリスマスワッフルは日本の伝統的な和菓子の最中の皮に似ています。
 
 

 また、クリスマスイブには私たちは肉を食べません。しかし、魚は食べます。最も人気のある食べ物は鯉の揚げ物と小さな餃子のようなものが入った赤ビートルーツスープ(バルシュチュ)と酸っぱいキャベツときのこ入りのピエロギです。
 
 
 

 食事の後、最後に私たちはクリスマスソングを聞きながらプレゼントを交換します。

 真夜中に教会でクリスマスミサに参加する人もいます。

 家族の中には深夜の2時や4時ぐらいまで起きている人もいます。


アレクサンドラ・チャピゴ:CZAPIGO ALEKSANDRA


>>前のページに戻る




JAPAN&POLAND CULTURAL EXCHANGE ASSOCIATION一般社団法人 日本・ポーランド文化交流協会

〒650-0012
神戸市中央区北長狭通4丁目3-13 兵庫県私学会館内
TEL 078-954-6650
FAX 078-954-8228